これからサーフィンを始めようと思っている方が知っておく必要がある「サーファーが怖いもの」、「注意するもの」を紹介したいと思います。
サーフィンは海で行うスポーツですので、当然ですが自然を相手にしていることを忘れてはいけません。
人間は自然に比べれば非常に無力なものなんです。ですので、危険が近くにあった場合はおとなしく撤収することが何より大事になってきます。
以前、「サーフィンでの事故やケガ」を紹介しましたが、今回は「自然に対して注意するもの」を紹介したいと思います。
※「サーフィンでの事故やケガ」はコチラ!
{サーファーが怖いもの}
サーフィン未経験者や始めたばかりの方は、良くも悪くも「怖いもの知らず」です。
ただ、自然を相手にしている以上は最低限の正しい知識を知っておかなければ、大きな事故やケガに繋がってしまいます。
サーフィンをするときに危険なものは、周囲のサーファーや波だけではないのです。
【浅いリーフ】
浅いリーフ(サンゴ礁)はサーファーにとって怖いものです。
初心者のうちはリーフポイントは行かないと思いますが、今のうちに危険性を知っておきましょう。
水深があって深い場合は比較的に大丈夫ですが、浅い場合は波に飲まれた時にリーフに叩きつけられてしまいます。
浅いサンド(砂)でも叩きつけられてしまいますが、リーフの場合は更に「体中が傷だらけ」になる可能性が高いです。傷がひどい場合は何十針も縫わなければならない場合もあります。
ケガ以外には、リーフにサーフボードやリーシュコードが挟まったり、絡まったりして水面に浮上できなくなる危険性があります。
この場合は、リーシュコードを切ったり外したりして浮上しますが、経験が浅いサーファーではパニックを起こしてしまい溺れてしまう危険性があります。
【雷】
サーフィン未経験の人は意外と知らないと思いますが、「雷」はサーファーにとって非常に危険な存在です。
目視で雷が見えなかったとしても、雷鳴(音)が聞こえたら直ちに海から上がってください。
そして、周りのサーファーにも海から上がるように促してください。
理由は簡単です。「感電」して気絶してしまう可能性があるからです。
実は雷はけっこう海に落ちているのです。当然ながら電気は水に伝わりますので、その水に触れていれば感電してしまいます。
海で感電して気絶してしまうとどうなってしまうのか?
当然ながら溺れてしまいます・・・最悪の場合は死亡事故につながってしまう可能性があるのです。
※落雷地点から周囲20~30メートルくらいは影響があると言われています。
【海の生き物】
海の生き物にも注意が必要です。
初心者の皆さんは、最初に何を思い浮かべましたか?
きっと多くの人は「サメ」を思い浮かべるかもしれません。
ニュースや報道などで取り上げられたりと「サメ」の事故のインパクトは強いですが、実際にサメによる被害は想像以上に少ないのです。
※サメへの注意も当然必要です!
では、サメ以外にどのような生き物への注意が必要なのか?
それは、「カツオノエボシ」や「エイ」です。
理由としては、実際に遭遇する可能性がある危険な生き物だからです。
「カツオノエボシ」は海水浴シーズンになればよくニュース等で聞くようになりましたが、「クラゲ」の仲間です。
「鮮やかな青紫色」で一見綺麗な色をしていますが、毒性が強く刺されると痺れるような激痛に襲われます。別名「電気クラゲ」などとも呼ばれています。
特に注意しなければいけないのは、浜辺に打ち上げられて死んでいたとしても絶対に触ってはいけません、死んでいても毒性は強く刺されてしまうのです。
「エイ」も同じく毒性が強い生き物です。
コチラはビーチの浅瀬などに多く生息していて、尻尾の部分に毒針を持っています。
人が踏んでしまったりすることで毒針が刺さってしまう危険があるので注意が必要です。
浅瀬でも極力パドリングで進んだり、歩く時は「すり足」を意識することで逃げて行きます。
{まとめ}
このように海には危険が多くありますが、しっかり理解しておくことで対処も出来ます。
「サメ」や「クラゲ」対策のグッズなども多く販売されるようになってきていますので、活用しつつ安全にサーフィンが出来るようにして行きましょう。
確かに怖いかもしれませんが、それ以上に海は楽しく素晴らしい場所です!
海と共存することがサーフィンの一番の醍醐味と言えるのではないでしょうか?
今日も最後まで読んで頂きまして有難うございます。
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