まだまだ寒い季節が続いていますが、こんな時にサーファーにとって重要なものは何でしょうか?
まだ夏サーフィンしかやったことがない方や、これからサーフィンを始めようと思っている方は知っておいた方が良いと思います。
寒い時期にサーファーを癒してくれるものは「ポリタンのお湯」です
冬もサーフィンをしている方は共感して頂けるのではないかと思います。
このポリタンのお湯で大事なのは「保温」になります。
1ラウンドなどであれば、自宅で50℃くらいのお湯を入れたポリタンにタオルを巻きつけたり、ポリタンの保温バッグに入れておけば大丈夫ですが、長時間や「車中泊」が絡んできたりする季節はお湯の確保がなかなか難しくなってきます。
車に給湯システムを付けるには数十万円かかるので、自分には厳しいです
ですので、今回は車の電力で使えるポリタンの保温装置を作ってみました。
※車の使用電力に注意してください。自分は実験段階で使用電力を大きくし過ぎてシガーソケットが1度壊れてしまったので、試す場合は事前に使用電力を調べてから調整してください
{用意するもの}
- ポリタンク
- ポリタンクキャップ(装置用)
- 絶縁ゴムブッシング(電気工事で使うもので今回使ったのは「型番GB-39」というものでホームセンターで購入できます)
- 熱帯魚用のヒーター 75Wタイプ(細長いストレートのもの)
- デジタル水温計
- カッター等の工具
- シガーソケットコンセント100Wタイプ(もしくはインバーター)
エルパ 絶縁ゴムブッシング 溝径39mm 2個入 GB-39H /ELPA 朝日電器 価格:452円 |
※注意点としては、熱帯魚用のヒーターのワット数ですが、私の車はシガーソケットコンセントで100Wまで電力が取れるようになってるので、余裕をもって75Wにしました。
あと、水温調整機能が付いてないタイプにしました。理由としては、熱帯魚用の水温調整の範囲が25℃~35℃くらいのものしかなく、サーフィンで使うには最低でも40℃は欲しかったので、水温計を付けて自分で水温管理するようにしました。
あと、水温調整機能が付いてないタイプにしました。理由としては、熱帯魚用の水温調整の範囲が25℃~35℃くらいのものしかなく、サーフィンで使うには最低でも40℃は欲しかったので、水温計を付けて自分で水温管理するようにしました。
{作業工程}
- 装置用に準備したキャップに「絶縁ゴムブッシング」のサイズに合わせてカッターやドリルなどで穴を開ける(直径約3~3.5㎝)※自分はカッターで穴を開けました
- 絶縁ブッシングに「熱帯魚用ヒーター」を通す切れ込みを入れる(カッター使用)
- 切れ込みを入れた絶縁ブッシングにヒーターとデジタル水温系を通す
- 「3」で出来たものを「1」に設置する
- 「4」をポリタンに設置すれば完成
※今回はポリタンの小さい方のキャップに設置しましたが、大きい方のキャップにも同じやり方で加工すれば出来ます。
私は普段のサーフィン時は電動シャワーを大きい穴の方で使うので、今回は小さいキャップで作成しました。
このキャップでは完全に穴を塞げないので、車での移動中などはどうしてもお湯が多少こぼれてしまうので、保温バッグやタオルを巻いたりなど、お湯が漏れても大丈夫なようにガードしておく必要がありますので試す場合はご了承ください。
※他に良い方法があれば紹介して頂きたいので宜しくお願いします。
{まとめ}
私自身はこの装置を使って車中泊をした翌日のお湯の確保をしています。
あくまで「保温」を目的に作りましたので、水からお湯を作るのには適さない装置です。水からチャレンジしたこともありますが、お湯になるまで1日中電源を入れっぱなしにしておく必要があるので、現実的に厳しいと思います。
より大きな電力を使える車でしたらヒーターのワット数を高いものにすれば熱量も上がると思うので、効果も高いと思いますが、その場合は車や電気の知識などがしっかりある方に相談しましょう。
ですので、オススメの使い方としては熱めのお湯を準備した状態からの長時間保温をするために使うのが良いかと思います。
お湯はサーファーにとって命の水ですので、温かいお湯を常に準備出来れば最高ですね
コメント