サーフィンを始めて耳にする言葉で「ローカルサーファー」や「ローカルは怖い」など初心者にはちょっとビビる言葉を聞くと思います。
最初に初心者や未経験者の皆様に理解してほしいことは「ローカル」や「ローカルサーファー」というのは「怖い」とか「出会ったら何かされる」とかそういったものではないと言うことです。
今回はローカルとビジターの関係をしっかり理解して今後のサーフィンライフを豊かにしていってほしいと思います。
{ローカル・ビジターとは}
サーファーはポイント近くに住んでいる「ローカルサーファー」と、そうではない「ビジターサーファー」に分かれています。
ビジターという語源は「訪れる」という意味になります。
サーファーという言葉に限らず、ローカルというのはその地域に住んでおり、地域を守っている存在です。
ビジターは、その地域に週末など一時的に遊ばせてもらうということになります。
そういった背景から、私個人の意見としてはビジターは大前提として「謙虚」でなければならないと思っています。
また、ローカルにとってビジターは地元にお金を落としてくれる大事な「お客様」でもあるので大事にすべきだとも思います。
実際に感じている方も多いとは思いますが、海沿いの商業はビジターが来ることで保たれている部分もあると思います。
ですので、お互いの尊重関係が非常に大事になってくるのです。
{間違った考え方}
サーファーに限ったことではないですが、「海はみんなのものなんだから関係ない」とルール無視で海に入っている方がいらっしゃいますが、普通に考えて、ずっとその地域で生活されている方々や地元サーファーに対しては「感謝の気持ち」を持って接するべきだと思います。
そして「上手ければ平気だ」などという考え方も危険な考えだと思います。
たとえプロサーファーであってもこういった態度でいるとローカルに締め出されてしまうことも普通にあります。
しかし、プロや上級者ほどローカル方々に対してのリスペクトを持ってサーフィンをしていると思います。
サーファーである前に人としての人間性が問われます。
間違えの無い態度でいればローカルの方々は受け入れてくれるはずです。
{トラブルにならない為に必要なこと}
【ポイントの情報を集める】
始めて行くポイントでは、事前にたくさんの情報を集めましょう。インターネットや様々なツールを使うことで、そのポイントのルールがきっと見つかると思います。
例えば「駐車場の場所」や「駐車禁止の場所」、シャワーの有無。
他には「潮干狩り禁止」や「浅瀬の岩に注意」などサーフィン以外のことも情報として大事です。
ポイント近くのサーフショップのブログなどは多くの情報が載っているので見ておくと良いと思います。
【空気を読む】
どのポイントでもローカルサーファーの方々はいるはずです。
どんなに事前に情報を調べていたとしても、実際にポイントに行った際には、いきなり海に入ったりせずに、そのポイントを「観察して空気を読む」ことが必要です。
駐車場の位置(私有地ではないか?)や、カレントやブレイクの仕方、ピークの人数など、じっくり観察したり場合によってはローカルサーファーに声をかけるなど、決して自分勝手な判断をしないようにしましょう。
独自のルールがあったりします。(ロングとショートの場所が分かれていたりなど)
【いきなりピークに行かない】
ローカルとビジターで一番揉めるのは「空気を読まないビジターサーファーがいきなりピークに入ってきて波に乗ろうとする」ことです。
サーフィンにはリズムがあり、次に乗る順番のようなものがある場合があります。ピークに近い人から順に波に乗っていくような感じです。
ビジターサーファーはまずピークを外した場所で波待ちしながらそのリズムを読んで、無理そうならそのピークは遠慮することも大事です。
そこを無理して入り込んで行くようなサーファーは大抵トラブルメーカーです。
ちょっと乗れるようになったくらいの中級者の人が多いような傾向にあります・・・
※揉めるサーファーはどのポイントに行っても揉めることが多いです。
{まとめ}
ローカルサーファーはビジターに嫌がらせをしようと思っているわけではないのです。
むしろ平和的な人の方が断然多いですが、一部のビジターのマナーが悪かったり、ルールを守らなかったりした人に注意をしているだけなのです。
それは、その地域の秩序を守ろうとすれば必ずやらなければいけないことだと思います。自分が暮らしている地域であればその意識はなおさらだと思います。
揉めないサーファーはどのポイントへ行っても揉めることは無いでしょう。
それは「謙虚」と「観察」の意識の高さではないかと思います。簡単に言えばサーファーである前に、その人の「人間性」になってくると思います。
常にお邪魔させて頂いているという気持ちでいればトラブルにはならないのではでしょうか。
今日も最後まで読んで頂き有難うございます。
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