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サーフィンに限らず、すべてのスポーツに事故やケガはつきものです。
サーフィンに関しても初心者に限らず事故やケガにあってしまうことは多いです。

自分が事故・ケガにあってしまうことも十分にあり得ることなので、どういったときに事故・ケガが発生しやすいのかを理解することで予防につながっていくと思います。

※この文章を読んだ人によっては、恐怖を感じる人もいるかもしれません、サーフィンを始めるのをためらったり辞めてしまう可能性もあるかもしれません。ですが、事故やケガの可能性を理解してない状態でサーフィンすることが一番危険と考え、紹介しようと考えました。


{サーフィンで起こる事故・ケガ}

まず最初に言いたいことは、サーフィンに怪我は付きものです。
まだサーフィン経験がない人でも、海水浴などで海の波や潮の流れに触れたことのある人は多いと思います。
思い出してほしいことは、ヒザや腰くらいの波でも波を正面から受け止めると波の力で吹き飛ばされたりしませんか?
どんなに小さい波でも、人間の力と比べれば自然の力は強大なのです。まずはその事実を理解しましょう。
大袈裟に聞こえるかもしれませんが、サーフィンは大きな事故・ケガと隣り合わせなのです。

【脳震とう、打撲、捻挫】
サーフボードは大きく硬いものです。そのサーフボードが波の力で流されあり、弾かれたりして人間の頭部に直撃した時にはとてつもない衝撃が伝わることでしょう。
ただの打撲程度で済めば運がいいですが、脳震とうを起こし意識を失うこともあります。

そして、硬いものはサーフボードや岩だけではありません。
「地面じゃなくて水だから転んでも痛くない」と思っている人はいませんか?
水は非常に硬いものと理解しておいた方がいいです。ゆっくりと勢いがない状態で水に触れれば柔らかいですが、早く勢いの付いた状態で当たると非常に硬い物へと変化します。

波に打ち付けられたり、転んだ勢いで水面に打ち付けられた衝撃でケガや脳震とうを起こしてしまうことはサーフィンではよくあることです。

※お風呂などに入った時に手で思い切り水を叩いてみてください。手が痛いほどに衝撃が伝わってくるはずです。

対処法としては、転んでしまった時や波に巻かれた時には、体を丸めるようにしたり、頭部を常に手や腕で抱え込むように守るクセを付けましょう。

むやみにサーフボードを放り投げないようにしましょう。手から離す前に必ず周りに人が居ないか確認しなければなりません。

そして、もしもの時を考えて「誰もいない海で1人でサーフィンをしない」ことを自分のルールとして決めるようにしましょう。

【切り傷】
サーフボードについている「フィン」は海では「ナイフ」となります。簡単に体に傷をつける凶器だと思いましょう。
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陸上などで普通にフィンにただ触っただけでは切れたりすることはありません。ですが、サーフィンのライディング時やボードが波に流されている時などは、もの凄いスピードで動いています。その状態でフィンが体に触れた時は、刃物で切ったような傷になります。

全身が水中にある時は、水面に出るまでは必ず手や腕で頭部を抱え込むように守りましょう。
手や腕なら切り傷程度で済むかもしれません、ウエットスーツを着ていればウエットが切れる程度で済む可能性が高いですが、それが顔や頭だったら大怪我になります。

【溺れる】
人が溺れてしまう一番の原因は何だと思いますか?



それは「パニック」を起こしてしまうことです。
泳ぎが得意ではない人が急に水中に放り込まれたら、簡単にパニックを起こし溺れてしまうことでしょう。

もしサーフィン中に「リーシュコード」が切れてボードが流されてしまったとき、あなたは沖から岸までサーフボード無しで泳いでたどり着けますか?

サーフボードを泳いで取りに行けますか?
「全く泳げない」という人はサーフィンをする以前に水泳を習い、最低限の泳力を身に付けましょう。

※リーシュコードが切れることは良くあることだと思っておきましょう。ですのでサーフィン前には必ずリーシュコードの傷みをチェックすることを忘れないようにしましょう。
リーシュコードの交換目安は1年程と言われています。


{まとめ}
サーフィンはライフワークにもなり得るとても楽しいスポーツです。ですが危険も伴っていることを理解しなければなりません。
「自分は大丈夫」などと思わないでください。
どんなスポーツやアクティビティにも言えますが、絶対に安全なものは存在しないのです。
必ず事故・ケガと隣り合わせになっています。ですが意識して減らすことは可能です。

事故やケガでせっかくの楽しみを台無しにしないように、自分を守り周りを守ることをしっかりと理解して楽しいサーフィンライフを送って行きましょう





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