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気温もどんどん上がって、そろそろセミドライからジャージフルに衣替えを考えている人も多いと思います。

そんな衣替えの時こそ、ウエットスーツをリペアする絶好のチャンスです。
1シーズン使ったウエットスーツは、思いのほか劣化が進んでいたり、損傷したりしています。
ただ洗っただけで片付けてしまう前にしっかりと状態をチェックして、次に使うシーズンまでに損傷個所を直してから片付けるようにしましょう。

この時に、劣化に状態が酷いようなら買い替えの検討も必要になってくると思います。


{ウエットスーツの状態を確認する}

ウエットスーツを使っていて「以前に比べるとウエットスーツの中に水が入り込むようになった」などの症状を感じた場合、ウエットスーツのどこかにほつれや、素材の劣化、接着部分の損傷などが起きている可能性が高いです。

※体形が著しく変わった場合は、サイズが合わなくなっている可能性もありますが・・・

使い始めて年数が経っているウエットスーツであれば、ラバー(スキン)の劣化や接着面の劣化により剥離している可能性が考えられます。
このような状態であれば、買い替えの時期が近くなっている状態にあります。
ですが、ウエットスーツは決して安くはありません。セミドライであればなおさらです。
「買い換えたいけど今すぐには厳しい」という人も多々いると思います。
そんな時は、こまめなリペアをすることで、もう少し長持ちさせることが出来るかもしれません!

まずは、浸水などの原因を探してみましょう。
購入してから年数がそれほど経っていない場合でも、接着面などが開いてしまう場合があるので新しいウエットスーツだったとしてもチェックはした方が良いと思います。


{破損しやすい場所}

ウエットスーツに関して破損しやすい場所は特に入念にチェックしておきましょう。
  • 首元
  • 袖や裾(手首、足首)
  • ファスナー部分
  • 生地のつなぎ目
  • ラバー(スキン)の生地
  • ヒザ、股、脇などの部分
このような場所が破損しやすい箇所になっています。
一番破損しやすい所は、脱着時に大きく開閉する首元や手首、足首の部分になります。
脱着時に爪が引っ掛かり切れてしまうこともあります。生地の劣化が進んでいる場合は、引っ張っただけで裂けてしまうこともあります。
その他には、生地同士のつなぎ目や、ヒザ、脇、股などに力が集中しやすい所や、擦れが多い箇所は傷みが早いので、入念にチェックしておくべき箇所になります。


{ウエットボンドを使用したリペア}
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ウエットスーツのリペアには市販されている「ウエットボンド」を使用するのがオススメです。
生地のつなぎ目や、小さな傷であればウエットボンドで修理が可能です!

用意するもの
・ウエットボンド
・つまようじ

個人的に「つまようじ」を使うのをオススメします。

まずウエットスーツの傷口を開き、指などでウエットボンドを塗りこみます。傷口の奥の方や接着面の全体に塗り込むようにしましょう。
この時に、小さい傷や奥に塗りにくい場合は、つまようじを使って塗るとやりやすいと思います。

※注意点としては、ウエットボンドを分厚く塗ったからと言って接着力が上がることはありません。重要なのは傷口全体に塗ることです。

塗り終わったら、乾くまで待ちましょう!
乾いていない状態では接着力はありませんので、焦らず待ちましょう。

表面が乾いたら接着面を指などで「つまむ」ようにして、「圧着」していきます。
この時に、少し強めに押さえるようにしましょう。
指を離し、接着できているのが確認出来たら、生地の上から押さえ込むようにもう一度力を加えて圧着します。

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ちなみにですが、冬アイテムの「グローブ」や「ブーツ」も同じような手順でリペアすることが可能ですので、ウエットスーツ同様に状態をチェックして、リペアできるものは直して使って行きましょう!

生地のつなぎ目や剥がれなどは、このような感じでリペアすることが可能ですが、大きく裂けてしまっている状態や、大きな穴が開いてしまった場合はプロにお願いするか、状態によっては新しいウエットスーツへの買い替えも検討する必要があります。


自分でメンテナンスしてみるのも結構楽しいですし、自分で直すことでより道具への愛着もわいてきます
少しでも道具を長持ちさせるように、メンテナンスをしっかりやって行きましょう!



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