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サーフィンランキング
波に巻かれた時にヒザのあたりに強い衝撃が・・・
体に怪我はなかったですが、ウエットが切れてる
※ウエットスーツのリペアはコチラ!
凄く嫌な予感がしたのでサーフボードを入念にチェック・・・するまでもなくボードの破損を確認
レール部分がボッコリ凹んでました・・・ヒザが直撃したみたいです。
速攻で海から上がり、その日のサーフィンは終了です
サーフショップに持っていこうかと思いましたが、何とか直せそうな感じがしたので、今回は自力でのリペアをしようと思います。
ボード君、サーフィン下手クソでゴメン・・・頑張って直すよ
【ボードの状態】
レール部分の陥没。
陥没部分の周囲のひび割れ。
速攻で海から上がった為、水の侵入は軽症。
【準備するもの】
- Solarez(ソーラーレズ)
- サンドペーパー(80番、120番、320番)
- カッター等の工具
- つまようじ
- ラップ
- マスキングテープ
手早く簡単にリペア出来て、自分では直せなさそうな傷でも意外と直せてしまう優れものです
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【リペア手順】
- 真水で傷口を洗浄
- 侵入した海水を吸い出す
- 乾燥
- 破損部分のコーティング、砂、汚れ等の除去
- リペア部分の削り
- マスキング
- 傷口をソーラーレズで塞ぐ
- ソーラーレズを硬化
- ソーラーレズの出っ張り部分を削り
- 仕上げ
・洗浄と乾燥
まずは現地+帰宅後に真水で洗浄してから傷口を下にして乾燥させます。
今回は1週間ほど乾燥させました。
・傷口のトリミング
破損部分のコーティングをカッター、ニッパー等で剥がして乾燥具合をチェック。
コーティング剥がしは何度やっても緊張します
内部の乾燥が出来ていたので、砂や汚れ等の除去します。
↑トリミング後
・傷口の削り
剥がしたコーティングの尖った部分や周辺のソーラーレズで固める部分を80番のペーパーで削る。
コーティングがツルツルのままソーラーレズを乗せてもすぐに剥がれてしまう可能性があるので、修理箇所は全てペパーで削って少しザラザラの状態にします。
削って出た粉などを綺麗に掃除。(ハンディー掃除機など使うと便利です)
結構深くて大きい傷口です・・・
・マスキング
修理箇所より1cmくらい大きめにマスキングします。
・ソーラーレズを乗せて硬化させる
傷口にソーラーレズを直接乗せて、つまようじ等で傷口全体に伸ばす。(ソーラーレズは少し盛り上がる程度に乗せる)
上からラップを被せて、出来るだけシワや空気が入らない様に張る。(ラップでの成形はやらなくても大丈夫ですが、やった方がその後の成形の削りがかなり楽になります)
日光に当てて硬化させる。(5分~10分程で固まります)
※天気が悪い日や室内で硬化させる場合は「UVライト」があると便利です
↑ラップで成形します
・削り
完全に硬化したらラップを剥がし、120番のペーパーで削る。
この時に、ペーパーを平らな板や固めのスポンジなどに当てながら削ると平らで綺麗に削れます。
周辺に貼ったマスキングテープが削れて来るくらいの高さまで出っ張り部分を削って行きます。
・仕上げ
マスキングテープを剥がして、320番のペーパーで削る。
今回使う320番のペーパーは耐水ペーパーを使うので、水に濡らしながら削って行きます。
※細かいペーパーは「耐水ペーパー」を使うと、目詰まりしにくく綺麗に削れるのでオススメです。
周りとの段差が気にならないくらいになるまで削ったら完成です。
※自分のボードは艶消しの板なのでここで完成ですが、ツルツルで艶のある板の場合は「コンパウンド」を使って艶を出すことも出来ます。
【まとめ】
ボードを壊してしまうのは仕方ないことなので、まずは自分や周りの人に怪我をさせないことに注意しましょう。
上記のように意外と大きい傷も治すことが出来ました。
今回はコーティング剤のみでリペア出来ました
※もっと傷が深くてフォーム(ボードの中身)部分のリペアも必要であればフォームリペア剤も必要です。
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今回のリペアは「PU」のボードで中身がウレタンを使ったものになるので、今回の方法や材料で出来ましたが、「EPS:発泡スチロール」ボードを修理する場合はリペア剤が違うので注意しましょう。
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仕上がりの状態が気になる人は表面にステッカーを張って隠すのも良いと思います
一番確実なのは、やはりプロにリペアをお願いするのが一番だと思います。
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